京都の大学生が社会人でも自転車を頑張る

自転車含め、いいなと思ったものをまとめています

パワーメーターをつけないという選択肢

先日、パイオニアのパワーメーターが浸水したおかげで10日ほどパワーメーターがない生活を送りました。今回はそんな時に気づいたあれやこれやを記事に。

 

なぜパワーメータをつけるのか

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人はなぜパワーを求めるのでしょう。。。いや、そんな壮大な問いかけではありません。()

そもそもパワーメーターは最近安くなってきたおかげで急速に市場に広まりました。7万円出せば良いので学生でも購入する時代です。

パワーは外的要因に関係なく常に絶対的な評価を自分たちに示してくれます。向かい風で進まないと思ってもパワーは出ているし、追い風で進んでいると思ってもパワーは出ていないこともしばしば。

インターバルトレーニングであれば、勾配に左右されることなく狙った強度でトレーニングできます。

 

なぜトレーニングするのか

しかし、大事なことを忘れていませんか?なぜトレーニングするのかということです。

それは、速く走りたいから。

もっと言えば、勝ちたいからです。

速く走ることに、パワーメーターは必要でしょうか。速く走るという目的のための手段として、パワーメーターを選択することはあり得ます。しかし、パワーメーターをつけたから早く走れるということはありません。

多くの人が今、パワーを出すことが目的になってしまっている気がします。

 

原点に戻る

今、伸び悩んでいる人はいませんか?ぜひ一度パワーメーターを外してみてください。あるいは、表示を消してみてください。

そして、もう一度「速さ」とはなにか、「なぜ自分はトレーニングしているか」について自転車の上で考えてみましょう。

いかにしてパワーを出すのではなく、いかにして速く走るかという感覚を取り戻してからパワーメーターをつけてみてください。

 

きっと、一段階成長していることでしょう。