京都の大学生が社会人でも自転車を頑張る

自転車含め、いいなと思ったものをまとめています

アイオロスのグリスアップが自分でできてしまう件

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レック乗りなので、当然(?)ホイールはボントレガーのアイオロスなんですが、トレックはBB90というトレックのみの規格を採用している点からも伺えるとおり、ホイールのハブも独特。しかし、この独特なホイールが素晴らしくセルフメンテできてしまうんですね。DIYですね。今回はそのやり方をご紹介。最近ボントレガーのホイール使う人が多くなってきてるし参考になれば。

 

☆目次

分解編

まずはスプロケの反対側をはずす

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この黒いキャップは引っ張ったら取れます。ただそんな簡単に取れたら走ってる最中に取れるので、少しテクニックと力がいります。写真に写っている黒いキャップの2つの線がハマって止まっているので、まぁ力尽くで引っ張ったら取れます。簡単です。

スプロケがついているフリーを外す

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こんな六角とかで良いので太めの棒を中にぶっさします。それから、あればハンマー的なもので、なければ手で叩いてください。すると、

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こうやってフリーが取れます。くれぐれも叩きすぎてフリーを吹っ飛ばさないように!

スプロケを持ちながらやるなど工夫しましょう。

アイオロスのハブの中身はこうだ!

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これだけです。ええ。玉とかありません。玉あたりなんて調節もありません。ハメるだけです

2枚のギザギザがある丸がありますが、これがお互いに合わさってラチェット的なものになってます。内容物が単純で仕組みも簡単なんですよ。ちなみにバネは、ラチェットをお互いに押しつけ合うためのもので、ハブ本体とフリーについてます。

組み付け

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後は元通りに組み付けていくだけです。フリーを外さないと届かないような汚れはこんな機会に掃除しておきます。そしてたっぷりグリスをつけて挿入していきます。ちなみにこのギザギザに先ほどのギザギザの丸が入っていくわけですね。

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こうやってお互いが合わさっています。そして、両側からバネで押されることによって機能が成立するわけです。

まとめ

以上いかがでしたか?アイオロスユーザーの方は是非自分でやってほしいですね。こんな簡単なこと、ショップに頼んだら何千円も取られるのばかばかしいじゃないですか。。。玉あたりの調節もなくてただ単に外してはめるだけです。レッツトライ。

ちなみに、アイオロスのラチェット音は「カタカタカタ」という感じで、スポークにタイラップが当たってするような音と同じです。どっかのメーカーみたいに「ジャーwwwwww」とかじゃなくて静かです。笑。なので、音がするってことはグリスアップのサイン。カタカタ音目指してグリスアップしましょう!