京都の大学生が社会人でも自転車を頑張る

自転車含め、いいなと思ったものをまとめています

パワーメーターがおかしくなったら確認すること

僕はパイオニアのパワーメーターユーザーです。日本企業のパワーメーターですもの。そりゃ信頼性抜群だしアフターサービスも万全でしょ!という理由だけで購入。片側だけだけど。

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カバーは目立たないように黒ね!

 

突然強くなった!?

それは突然起こった。大して踏んでもいないのに、ずっと300W以上が出ているのである。あれ?いつのまにこんな強くなってるんだ?なんて考えている場合ではありませんでした。明らかにおかしいので止まって校正をしてみる。そうすると正しいであろう値を出し始めるのだけど、1時間くらいでまた値が狂ってくる。明らかにおかしい。

 

原因はなに?

こんな現象は初めてだから、いろいろ考えられる原因を考えてみた。すると、こんなリンクが。

ペダリングモニターセンサーを ANT+ パワーメーターモードで使用する場合でもマグネットの取り付けおよびマグネット校正は必要でしょうか?

SGY-PM910V/VL/VRは不要です。

SGY-PM910H/H2/HL/HRはファームウエアのバージョンが4.023以降不要です。

商品についてのよくあるお問い合わせ(FAQ) | お客様サポート | パイオニア株式会社

*1

そうです、マグネットです。僕はガーミンを使っているのでペダリングモニターはできません。基本的にパワーのみの表示なのでマグネットはいらないと思って、以前剥がれてからもパワーは出るからいいかとそのままにしていました。

でも、マグネット無しの動作はあくまでも緊急用であり、基本的にはマグネットがないと計測精度も落ちるそうです。そりゃイケナイ。ということでマグネットを装着。

 

直らないというワナ

マグネットはつけた。これですべて解決かと思いきや、どうやらそうでもないらしい。というのも、やっぱり常に300W出たり、逆にどれだけ踏んでも200Wくらいしか出ないということがある。ただ、マグネットが無いときよりは値の異常さが出るまでの時間が長くなった。校正したその日中であればある程度正しい値を出している模様。

なんなんだ。。。原因はナニ!?

はっきり言って価が正しいかどうか信用できないトレーニングはストレスなんですよね。ただ、修理に出したところで治らない気もする。というか、校正ちゃんとしてくださいとか言われそう。あとはガーミンが悪いとか。今のところは様子見で、こまめに校正したり感覚とW数が合っているか確認しながら乗っています。果たして解決する日が来るのか。。。

 

結局、センサーが剥がれかけていた

結局パイオニアに修理依頼してみたら、センサーが剥がれかけていたかららしい。クランクに直接貼り付けるタイプだからこそある意味起きてしまう。

例えばシマノ製だったら基本そんなことはないと思う

 

 

あるいは、ペダル式のパワーメーターか、、、

 

 

でも次僕がパワーメーターを買うなら、シマノのものすると思う。信頼性重視かな。

 

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*1:ただし、Pioneerのサイコンを使っている場合はアップデートすることによりマグネット無しでの走行が可能になります。また、冬に発売された最新型もマグネットは必要ありません。

【インプレ】BBBのインナーワイヤーについての評価を述べてみよう

だいぶ前ですが全体的に自転車のリフレッシュを行い、そのときにワイヤー類も変えました。今回は6800アルテグラではなく、BBBのテフロンコートを試してみます。その性能とは。。。

 

BBBのインナーワイヤーとは

 

 

 

オーソドックスなステンレスワイヤーではなく、その一つ上のグレードとなるテフロンコートされているワイヤーを使用しました。シマノで言えばアルテグラデュラエースグレードのワイヤーと同じようなものです。

 

ワイヤー自体の感想

まず、ワイヤーは今までシマノしか使ったことがありません。ということで、今回はシマノのワイヤーとどう違うかという比較になります。

硬さ

シマノより硬いです。硬いというのは、ワイヤー自体の柔らかさを指しています。曲げたときの抵抗感がシマノより強いです。

ワイヤーの硬さは引きの抵抗につながるので、まずこの点で減点対象と言えるでしょう。なぜワイヤーの硬さが引きの抵抗になるかということですが、簡単に言うとそれだけワイヤーが曲げられることに対して抵抗する力があるということです。

テフロン

シマノのポリマーコートはすぐに取れることで有名です。笑。アルテグラグレードなら簡単に取れてしまいます。デュラエースでも剥がれたポリマーがどこかでもさもさしているのを見た方も多いと思います。

このBBBのワイヤーは黒いテフロンが施され、指でさすった程度では剥がれません。もちろん爪で強くこすると剥がれましたが、割と強く削らないと剥がれませんでした。この点は、耐久性においてシマノより上かもしれないという推測ができました。

 

使用しての感想

それでは、実際に使用した感想を述べていきます。

性能(引きの軽さ)

まず、引きの軽さですがシマノに軍配が上がります。それも、割と大差をつけてシマノの勝ちでしょう。やはり気になってきたワイヤー自体の硬さが影響していると思われます。テフロン加工のやり方も両者は違うのですが、硬さがメインでしょう。

耐久性

アルテグラのワイヤーであれば1000kmほどで性能の低下を感じることができます。残念ながら耐久性は少なく、デュラエースであればもっと性能低下までの距離は稼ぐことができるのですが。。。

このBBBは、新品状態の性能自体はシマノに劣るものの、耐久性はシマノより上で1000kmほどで両者の性能が等しくなります。シマノのテフロンコートはよく剥がれるので使えば使うほど性能は落ちてきます。対して、BBBのテフロンコートは剥がれにくいので、安定して性能を維持できているのでしょう。

 

総合評価

値段、性能、耐久性の3つを総合して考えると、今後BBBをわざわざ優先的に購入することはなさそうと言えます。もちろん200円くらいのステンレスワイヤーよりは上の性能を持っています。ただ、シマノと比べると性能差にマイナス評価をつけざるを得ません。2000km乗った後の性能であればBBBの方が上かもしれませんが、僕はそれでは満足できません。シマノの新品レベルを、3000kmは続くワイヤーが欲しいのです。

 

 

今気になっているのはジャグワイヤー。あれは耐久性も性能も良さそうです。