京都の大学生が社会人でも自転車を頑張る

自転車含め、いいなと思ったものをまとめています

TSS700を1クールとするのは正しいのか

 

久しぶりの更新になってしまった。。。ということは、練習してるんだな。えらい。

 

敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース

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土井さんの本をずっと前に読んだことがあって、というか買ったから家にあるけど、それから1クールの目安を700TSSにするんだ~と勉強になった。

が、最近このことについて、まさに「ほんまでっか!?」になっている。

 

強い人と弱い人の違い

強いと、強くなる練習ができるし、弱いと強くなる練習ができない。というのは、段々と強くなってくれば感じることだし、分かってくる。何分走とかいうのも、FTPが250Wくらいしかないんじゃあんまり意味がない。やらないよりは良いかもしれないけど。(決して弱い人をバカにしているのではなく、強くなればなるほどこの意味は分かるようになる)

練習しても疲労の溜まり具合が同じ強度であれば遅くなるし、回復は早くなる。んでもって何気ない移動でもとりあえず速い。

 

TSSはためられない

パワーメーターを使っている人なら分かるかもしれないけど、TSSって700ためている内にTSBが-30を超えてしまう。これは、CTLが低いから起こってしまう。CTLの数値が高ければ高いほど、TSSを積み上げてもTSBは下がりにくくなる。

という理論からすれば、TSS700を1クールとするには、そもそもTSSを700積むことができるだけのCTLが必要になってくる。つまり、凡人にとってTSSは700もためられないということになる。

 

基準は変化する

今のところ、僕は1クールがTSS500~600程度だと感じている。これは、1クールごとに1日オフを設けてずっとこのサイクルを続けられるということ。いくらTSS700積み上げたって、その後3日連続で休まないといけないくらい追い込まれるのだったら意味がない。持久系のスポーツはスポット的ではなく継続的に練習する方が大切。

結局土井さんの本に書いてあったTSS700理論は、一般人には適応されないんだと思う。たとえ1日100TSSにして、1週間続ければ700になるじゃないかといわれても、それに耐えられるのなら休みの日をつくる必要はないし、毎日乗ることになるから1クールという概念ではないのかもしれない。(今の僕であればTSS100というのはTSBがほとんど変化しないか、若干回復する程度の疲労になる)

CTLが上がるほど、日々の練習でためられる疲労の量が多くなる。ということは、1クールで積み重ねられるTSSの量も高くなる。そして、おおよそたどり着く地点として、TSS700があるんだろうなぁという感じ。

 

そんなこと言いつつも、やっぱり強くならないと見えない世界っていうのがあるもので、もっと強くなるとまた新しいことに気づくのだろうなぁ。。。